日本国内の医療機関にお勤めの医師・薬剤師などの医療関係者を対象に、医療用医薬品を適正にご使用いただくための情報を提供しています。
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トリガーポイントには、臨床診療上で重要となる確率の高い好発部位があります。
トリガーポイントが好発する筋、症状および関連痛領域等の理解は、
トリガーポイントの特定に役立ち、適切な治療につながることが考えられます。
腓腹筋は、足関節の底屈、足根関節の内反および膝関節の屈曲をする筋で、下腿裏面の表層に位置します。
起始部は、大腿骨の外側顆および内側顆の上方後面で、アキレス腱を介して踵骨隆起に停止します。
関連痛は、大腿後面下方から膝窩を経て下腿後面および足底の内側に放散します。
腓腹筋のトリガーポイントは、筋の酷使・長時間の短縮・不動、冷えおよび血流循環不全などにより発生します。例えば、サドルの低いママチャリでの長時間走行、足首を縛るサバイバルブーツや小さい靴下の長時間着用、ギプス固定で損傷することが多く、トリガーポイントの形成につながります。
腓腹筋のトリガーポイントは、間欠性破行やこむら返り(腓腹筋痙攣)を引き起こします。
トリガーポイントについての基礎的な理解から一般的な治療方法まで幅広い情報を掲載しています。初めて学習される方からご専門の先生まで、是非ご一読いただけますと幸いです。
すぎはら整形外科 杉原 泰洋 先生の手技動画集です。
トリガーポイント注射の対象となる筋肉は非常に多く存在します。治療頻度が特に高い部位、筋肉について解説しています。
トリガーポイント注射に使われる薬液について解説し、トリガーポイント注射の作用機序を説明します。
トリガーポイントに関連するセミナー・講演会の情報を掲載しています。