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トリガーポイントの好発部位(肩-肩甲挙筋)

トリガーポイントには、臨床診療上で重要となる確率の高い好発部位があります。
トリガーポイントが好発する筋、症状および関連痛領域等の理解は、
トリガーポイントの特定に役立ち、適切な治療につながることが考えられます。

肩甲挙筋のトリガーポイント

肩甲挙筋は、僧帽筋と重なるように存在し、頸椎と肩甲骨と結ぶ棘腕筋です。
起始部は、第1~4頸椎で、肩甲骨の内側縁に停止します。
関連痛は、頸部外側角に集中し、肩甲骨の脊柱縁(内側縁)に沿って放散します。

肩甲挙筋のトリガーポイントの原因

肩甲挙筋のトリガーポイントは、筋の酷使や慢性的な筋肉の伸張・短縮により発生します。例えば、重いバッグを肩に掛ける、首と肩の間に受話器を保持する、松葉づえで長時間歩きまわる、頭が傾いた状態で長時間本を読む・モニターを見ることで、トリガーポイントの形成につながります。また、僧帽筋の緊張により二次的に短縮を引き起こすことがあります。

肩甲挙筋のトリガーポイントに特徴的な症状

典型的な肩こりが最も多い症状です。頸椎の関節機能不全様の症状から、誤って診断されることもあります。

肩甲挙筋のトリガーポイントの探索

肩甲挙筋は、頸椎側面から肩甲骨上角を結んだ線に沿って走行しているので、そこに沿って圧迫していきます。肩甲骨に近い部分は触れやすいですが、多くのトリガーポイントは頸椎に近いところに存在します。上部は厚い僧帽筋の深部に存在するため、強く圧迫しないと見つけられないことがあります。

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