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トリガーポイントの好発部位(腰背部-梨状筋)

トリガーポイントには、臨床診療上で重要となる確率の高い好発部位があります。
トリガーポイントが好発する筋、症状および関連痛領域等の理解は、
トリガーポイントの特定に役立ち、適切な治療につながることが考えられます。

梨状筋のトリガーポイント

股関節を外旋する際に重要な役目を果たし、小臀筋と同様、下肢痛を引き起こす代表的な筋肉です。
起始部は、仙骨前面で、大転子に停止します。
関連痛は、臀部を外側方に横切り、仙腸関節付近に放散します。重症化(慢性化)すると、大腿後面の近位2/3以上にまで拡大することがあります。

梨状筋のトリガーポイントの原因

梨状筋のトリガーポイントは、筋の酷使・長時間の短縮、仙腸関節捻挫、股関節炎などにより発生します。例えば、急激な運動・過負荷、車の長時間運転で損傷することが多く、トリガーポイントの形成につながります。

梨状筋のトリガーポイントに特徴的な症状

軽症のうちは、梨状筋周囲の痛みや臀部から大腿後面の痛みですが、重症化(慢性化)すると、拘縮によって坐骨神経を圧迫し、梨状筋症候群と呼ばれる、臀部痛および坐骨神経痛様の症状を呈します。

梨状筋のトリガーポイントの探索

仙骨下部と大腿骨大転子を結ぶ線が梨状筋の走行に一致していますので、その線に沿って圧迫することにより圧痛または関連痛を得ることで特定します。

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